日野市の発達・教育支援センター「エール」を視察
2018年11月11日(日)
11月9日、子どもの育ちや発達に不安を持つ方々を対象に、福祉と教育が一体で相談支援などを行っている日野市の発達・教育支援センター「エール」を、会派「みらいのこがねい」メンバーとして視察してきました。
今回は、せっかくの機会なので、同じ控室を使っている沖浦議員、府中市の須山議員、あきる野市の中村議員とも合同で伺い、その場で活発な意見交換も行わせていただきました。
エール(日野市発達・教育支援センター)は平成26年4月に開設。 実は、センター内に福祉部門と教育部門の部署が設置してあることで相談窓口を一本化し、継続的に支援できる仕組みは全国でも珍しく、発達支援課(福祉)と教育支援課(教育)の両課をセンター長が調整することで、切れ目のない支援、総合的な支援を実施していました。 なかでも、子どもの成長や、これまで受けたサポート内容を記録した個別の支援計画、通称「かしのきシート」を30歳までの長期期間、電子データで保管し、子どもの成長段階に応じて、関係機関に引き継いでいくシステムは素晴らしいものがありました。 これによって、進学や就労支援について一貫した支援方針でのサポートが可能となるわけです。 もちろん、小金井市にも「さくらシート」という個人カルテは存在し利活用しているのですが、ここまで活かしきれているかというと更なる改善、工夫が必要だと実感した視察となりました。