浅川清流環境組合議会の視察

2023年1月31日(火)

小金井市は、日野市、国分寺市とともに3市共同の可燃ごみ(=燃やすごみ)処理施設「浅川清流環境組合」を建設し、2020年4月から本格稼働しています。


この浅川清流環境組合には各市から4名ずつ市議会議員が選出され議会を構成しており、村山ひできも小金井市からの1人として1月24日に実施された日帰り視察に参加してきました。



コロナ禍により中断していた浅川清流環境組合議会の議員研修視察ですが、今回は日帰りで埼玉県大里郡寄居町にあるオリックス資源循環㈱寄居バイオガスプラントと同社のガス化改質施設を見学することができました。


特に、関東圏で初となる、食品廃棄物や紙ごみなどの一般廃棄物(バイオマス)をメタン菌により発酵させることでバイオガスを生成させ、このバイオガスを発電用燃料として利用する再生可能エネルギー発電施設は、これまで処理が困難とされていた水分含有率が低い有機物からもバイオガスを高効率に取り出すことができる乾式のメタン発酵技術を用いており、紙ごみやプラスチックなどが排出される食品小売業や外食産業でも利用可能となっていました。

つまり、食品廃棄物と他の廃棄物とを分別せずにリサイクルすることが可能な施設であり、環境負荷の低減や持続可能な廃棄物処理として期待されます。昨年に気候非常事態を宣言した小金井市はCO2排出量の実質的なゼロを目指しており、先進的な取組が参考になりました。