今年2度目の総務企画委員会の行政視察
2024年6月10日(月)
総務企画委員として視察報告です。
今年1月31日から2月1日にかけて総務企画委員会は視察を行ったばかりですが、来年3月には市議会議員選挙も予定されており、任期中に視察の成果を反映させるべく今年2度目、しかも2日間とも日帰り視察となりました。
5月13日に消防団の先進的な取組について調査するため鹿沼市に伺いました。
消防団は地域住民の生命、身体、財産を守るために必要不可欠な地域防災の要です。鹿沼市では65歳以下、管轄内に居住し平日昼間に即時出動可能な者で構成され災害活動のみに従事する支援団員制度を設けており、平日昼間の体制強化として小金井市でも有効な制度だと感じました。また、非常に積極的な広報物品の作成やSNS活用、他機関と連携した広報戦略で団員の加入促進を行っていることが参考になりました。
翌日14日はデジタル地域通貨アクアコイン、らづポイント事業について木更津市を訪問し、現状を確認してきました。
デジタル地域通貨の創設を村山ひできは議会で何度も主張しています。アクアコインは市内約2400店舗の約36%となる864店舗、約35,000件のインストール数、21億円超の規模に育っている事業ですが、木更津市からの「まだ成功したとは思っていない。もっとBtoB取引額が高くならないと市域内の経済循環、地域経済の活性化にならない」との発言が印象的でした。また、市、地元金融機関、商工会議所のトップ同士による強固な三者連携に加え、民間IT企業が現在でも月1回は集まり情報交換していることも重要です。特に、木更津市を本拠地とする君津信用組合の存在抜きにしては考えられない事業だと認識できましたし、小金井市で導入する場合でも地元金融機関の協力なしには成り立たないと考えます。