第4回定例会は新庁舎等事業の関連予算を可決し閉会

2024年1月17日(水)

約2年ぶりに再開された庁舎等複合施設建設事業について、市は検討の結果、広場の更なる拡大は駐車場および駐輪場の縮小となるうえに大幅な拡大は見込めないとしました。その上で、新庁舎と(仮称)新福祉会館の同時竣工や市民説明会でいただいた意見で構造に影響を及ぼさないことを反映する予算案を送付し、議会は定例会最終日である12月21日に賛成15:反対7で可決しました。


追加検討内容は①新庁舎と(仮称)新福祉会館の同時竣工、②広場利用者の安全対策、③(仮称)新福祉会館の屋上庭園使用変更、④太陽光パネルの発電容量の見直し、⑤近隣配慮、⑥清掃関連施設解体工事の設計への組み込み、となっています。


また、現時点での建設スケジュールですが、着工が2025(令和7)年7月、竣工が2027(令和9)年11月、オープンが2028(令和10)年4月となっていく予定ですのでご期待ください。

 

補正予算(新庁舎事業関連予算)採決結果

 

会派略称

所属議員名

 

賛成

15

 

自民党・信頼

五十嵐京子・河野麻美

吹春やすたか・遠藤百合子

みらいのこがねい

岸田正義・沖浦あつし

鈴木成夫・村山ひでき

公明党

小林正樹・渡辺ふき子

こがおも

水谷たかこ

参政党

斎藤康夫

生活者ネット

安田けいこ

緑・つながる

坂井えつ子

街の仲間

清水がく

反対

共産党

水上洋志・たゆ久貴

森戸よう子

子どもの権利

片山薫・古畑俊男

渡辺大三・高木章成

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※現在の小金井市議会は全23名(欠員1名)
※宮下誠議長は採決に加わらないため22名での採決

 

 

一般質問…自治体DX推進で行政手続きの簡素化を目指そう

2023年12月11日(月)

12月4日、小金井市DX推進全体方針とスマート自治体への転換と題し一般質問を行いました。
詳しくは https://www.youtube.com/watch?v=dZSTL_ZRHCs にてご視聴ください。

今回は、行政手続きの簡素化(オンライン申請、押印廃止、電子契約)、12月1日から運用開始となった公式LINEの活用、キャッシュレス決済の拡大、生成AI(チャットGPT)の可能性、「行かない・書かない・待たせない」市役所窓口改革、等を提案しました。
 

第4回定例会が開会…新庁舎等建設事業の再開予算の行方は?

2023年12月11日(月)

第4回定例会が11月30日より12月21日までの会期予定で開会となりました。
開会初日には間に合いませんでしたが、新庁舎等複合施設建設事業の再開方針と設計見直し関連の補正予算案が、いつ、どの場に、市長から提出されるかに注目です。


写真は、農業祭やお月見の集いなどを統合して11月11日にリニューアル開催された第1回目こがねい産業まつり会場にて宝船の前で撮影したものです。


また、村山ひできは12月4日(月)14時より一般質問を行う予定です。
今回は「小金井市DX推進全体方針とスマート自治体への転換」と題し、行政手続きの簡素化で市民の皆様へのサービス向上を目指し質問します。
YouTubeで視聴できますので是非ご高覧ください。
 

昭和病院企業団議会の行政視察ご報告

2023年11月27日(月)

11月1日から2日まで昭和病院企業団議会の視察のため宮城県大崎市民病院と青森県八戸市立市民病院を訪問してきました。


公立昭和病院は小金井市、小平市、東村山市、東久留米市、清瀬市、東大和市及び西東京市の7市で病院経営を行っており、東京多摩北部地域の中核病院としての機能を持つのですが、構成市から2名ずつ市議が選出され議会をつくっています。村山ひできは小金井市選出のひとりとして地域医療の最前線を学んできました。


大崎市民病院は手術支援ロボットやTAVI(軽カテーテル大動脈弁置換術)を導入しており、同様の技術を始めた昭和病院とも規模も含めて類似点が多く参考になりました。


八戸市立市民病院の管理者の今明秀先生は、昭和病院の坂本哲也院長(企業管理者)と親しいということでしたが、残年ながら業務のためお会いすることは叶いませんでした。ドクターヘリ、ドクターカーなどの最新の設備・体制、最先端の救急医療の取組を拝見することができました。
 

新庁舎・(仮称)新福祉会館建設事業の市民説明会を開催

2023年11月27日(月)

小金井市は、庁舎等複合施設(新庁舎・(仮称)新福祉会館)建設事業を、現設計の検証結果や市議会での議論を踏まえ、実施設計を約2年ぶりに再開させました。 そして、これまでの経緯、現設計内容、検証結果に基づく見直し、再開方針等について広く知っていただくための市民説明会を合計6回にわたり開催し、10月31日の第1回目の説明会に村山ひできも参加してきました。


説明会で市は「現設計を進めることを基本として構造(=建物を支える骨組み)に影響を及ぼさない範囲で、可能な限り早期実施を目指す」という市の再開方針案とともに、早期建設が必要な理由として、①本庁舎の老朽化・バリアフリー対応、防災の拠点整備等②閉館した旧福祉会館機能の早期回復③事業延伸による機会の損失④近年の建設物価の動向をあげました。


また、現設計を基本に進める理由として、①建設に向けての各段階で、市議会での意見や決議を踏まえ、市の考え方を示しながら進めてきた②市民参加を行い可能な限り市民の御意見を反映した結果として現設計に至っている③現設計に至るまでに約4億円を支出しており、現設計を大きく変更するといった対応を取る場合、同額程度の追加支出が必要となる可能性がある④現設計を大きく変更する場合、建設まで数年単位での遅れが生じるため現設計を基本に進めることが妥当としており、これ以上の延伸は許されないと主張している村山ひできも賛同できる説明内容だったと受け止めました。