西岡市長が都知事に優先整備路線に関する要望書を提出

2019年11月 9日(土)

10月31日に西岡真一郎市長が小池都知事に対し優先整備路線に関する要望書を提出したことが確認されました。要望書の詳しい内容はこちらをご覧ください。

村山ひできは、第3回定例会で9月18日に開会された予算特別委員会の質疑のなかで、「優先整備路線となった都市計画道路3・4・11号線と3・4・1号線の2路線は地元への配慮が欠けており、都知事との意見交換の際には、小金井市長として事業着手を望まないことを表明すべきだ」と要望し、西岡市長は10月10日に小池都知事に対して、「3・4・11号線は現時点では事業化に賛同いたしかねる」、「3・4・1号線も見直しを求める」と発言し、意見交換会の継続と知事の現場視察も求めていました。

今回の要望書提出によって小金井市の意思が文書で明確に伝わったことになり、今後の東京都の動きに注目が集まります。

 

平成30年度決算が採決に至らず!第3回定例会が閉会

2019年10月12日(土)

10月8日、平成30年度一般会計決算に含まれる「市職員による不適切会計処理問題」に関する答弁体制が整わず、決算特別委員会は第4回定例会まで継続審査となりました。

決算の採決ができずに第3回定例会を閉会するのは、新庁舎建設事業の凍結と第二庁舎の取得をめぐって紛糾した平成26年以来の珍事となります。

 

「市職員による不適切会計処理問題」とは、教育委員会(学務課)の市職員が市内の小中学校で使用された上下水道料金と電話料金の約92万円の会計処理を怠り、私費で穴埋めしていたとされる問題のことです。

 

8月26日付けでプレスリリースと市議会へ報告があり、新聞報道もされたこの事件。

 

詳細を調査中であったとはいえ情報提供のあり方や、教育委員会で6月3日には発覚していたにもかかわらず事実関係の把握に3カ月近くの時間を要したことなど問題が多く、議会としても解明が求められていました。

 

当該職員は既に8月30日付けで退職届を提出しているのですが、①約92万円を当該職員に返還するのか?②発生した遅延金の約28,000円を当該職員に請求するのか?などについて市の方針が定まらず、いまだに確認すべき点があり最終判断できないという説明でした。

 

問題処理に膨大な時間がかかってしまっており、あってはならないことだと考えます。

 

とにかく、第4回定例会のできるだけ早い時期に説明、報告があることを強く要望しています。

 

第3回定例会の最終日…組替え動議2件を否決し補正予算を可決!

2019年9月29日(日)

 9月議会も最終盤!といっても小金井市議会の場合、決算特別委員会を第3回定例会とセットで開催するので、長い定例市議会の折り返し地点といった感覚ですが…。

 
 
注目議案は、「幼児教育無償化」に伴う小金井市独自の給食費の保護者負担補助費や、約10年ぶりに改訂される「都市計画マスタープラン」策定支援委託料が盛り込まれた一般会計補正予算(第4回)。
 
9月26日の本会議において、共産党から1件、小金井をおもしろくする会と情報公開こがねいの共同提案で1件の組替え動議が提出されましたが、いずれも否決。
 
原案が賛成多数により可決となりました。尚、村山ひできは原案に対する賛成討論を行いました。
 
詳しくはユーチューブにてご覧いただけます。
 
村山は51分後からの登場となりますのでご視聴ください。
 
≪一般会計補正予算(第4回)に対する本会議での採決結果≫ 
◆賛成=16
・みらいのこがねい=村山ひでき・鈴木成夫・岸田正義・沖浦あつし
・自民党信頼=河野律子・吹春やすたか・遠藤百合子・湯沢綾子
・公明党=宮下誠・紀由紀子・小林正樹・渡辺ふき子
・改革連合=篠原ひろし
・緑つながる=坂井えつ子
・市民会議=斎藤康夫
・生活者ネット=田頭祐子
 
◆反対=6
・共産党=水上洋志・板倉真也・森戸洋子・たゆ久貴
・こがおも=白井亨
・市民カエル会=片山薫
 
◆退席=1
・情報公開=渡辺大三
 
※全議員24名のうち議長は裁決に加わりません。