コロナ対策:市独自の支援策が示される
2020年5月29日(金)
5月21日に新型コロナ感染症「小金井市緊急対応方針(第2弾)」ついて全員協議会があり、25日には市の独自支援策を具体的に予算化した一般会計補正予算(第2回)議案が市議会に配布されました。
写真は、3密に配慮し、大きく間隔を空け、出席人数は半分にして開催した全員協議会の様子です。
下記の施策が実施されるためには6月1日から開会される第2回市議会定例会の審議・議決が必要であり、変更となる可能性があります。
今後、確定次第で、申請手続き方法やスケジュールは市ホームページに掲載されますのでご注目ください。
【コロナ対策:市の支援策となる一般会計補正予算(第2回)の概要】
1、市内事業者へ20万円を給付(事業継続支援給付金)
売上が減少している市内の中小企業者等(NPO法人等を含む)に、家賃など固定費等の負担軽減を図るため20万円を給付。任意の1月の売上高が前年比で15%減少や、市内に事業所を有していること等の条件あり。
2、ひとり親世帯への児童扶養手当を倍増で給付
児童扶養手当(国制度)の受給者に対し、2020年7月のみ、5月と6月の支給額をあわせた金額×2回を市が支給。国は子ども1人あたり1万円を給付するが、ひとり親に対する給与事業は現時点で実施予定がない。
3、高齢者世帯にエアコン・冷風機等の購入と設置費用の助成
高齢者(65歳以上)のみの世帯で、自宅にエアコンが設置されていない世帯を対象に、1世帯1回まで、上限5万円を限度とし、購入および設置費用の助成を行う。対象購入期間は7月31日まで。
4、小・中学校の全児童・生徒にパソコン配備
学習課題の送付、インターネット等を活用した家庭学習の支援策。児童・生徒一人につき1台ずつのパソコン配備(9月30日までに端末がいきわたる予定)と各学校の情報通信環境の整備も進める。
・その他に、「感染拡大防止のため図書館へ消毒機(紫外線照射)を設置」、「7月5日の都知事選挙に向けて密集を避けるため期日前投票所の日数増と感染予防品の購入」などが含まれています。