臨時会で新たなコロナ対策の補正予算を可決

2020年11月 2日(月)

10月21日の第3回臨時会で、①発熱外来診療事業、②インフルエンザ予防接種事業、③図書消毒機追加導入、の3つの新たなコロナ対策関連予算を盛り込んだ補正予算(第7回)が審議され、全会一致で可決されました。

写真は、発熱外来診療が設置されることになった貫井北町5丁目にある小金井市保健センターです。

 

村山ひできは、8月から西岡市長に対し、「迅速に対応すべきコロナ対策事業があれば、できるだけ早く議会に示すことが必要だ。

 

新たなコロナ対策のための補正予算議案を9月1日から始まる第3回定例会の前半で提案できない場合は、会期終盤になってもいいので追加提出するか、それでも間に合わなければ、定例会後ただちに臨時会を開催することを視野にいれてほしい」と要望していました。

 

今回の3事業の概要は以下の通りですので、ご高覧ください。


 
※注=60歳以上で、心臓、腎臓もしくは呼吸機能障害またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害を有し、身体障害者手帳1級を受けた方も対象となります。

浅川清流環境組合への視察ご報告

2020年10月21日(水)

10月15日、日野市、国分寺市、小金井市の3市で構成する可燃ごみ処理施設「浅川清流環境組合」への議員視察が行われました。

二枚橋焼却場が老朽化のため2007年3月末に全焼却炉の運転を中止し、行き場所を失った小金井市の可燃ごみ問題…。

その後13年の長い間、小金井の悲惨な状況に対し、多摩地域の多くの自治体にならびに関係者の皆様による人道的支援に頼る状況が続いていました。

あらためて、これまで小金井のごみ処理を引き受けていただいた関係者各位に深く感謝いたします。

 

すでに浅川清流環境組合は昨年2019年12月に試運転を開始、今年4月から本格稼働となり、小金井市など3市の燃やすごみが搬入されています。

 

新可燃ごみ処理施設の処理能力は228t/日(114t/日×2炉)、ごみ焼却の排熱を利用した蒸気タービンの発電能力は5190kw/h。この発電機により災害時でも自立運転が可能となっています。

 

排ガス濃度も、独自に全国トップクラスの厳しい自主規制値を設定し、周辺環境の負荷軽減が図られています。

 

ごみ処理問題は、小金井市にとって長く苦しんだ最大かつ最重要課題であり、これからも構成市としてごみ減量に努めることは当然ですが、この日、実際に稼働し続ける最新設備を見学しながら万感胸に迫るものがありました。

 

施設の設計から稼働に至るまで、関係者の皆様の長期にわたる多大なご苦労と、施設建設にご理解をいただいた地元日野市の皆様に心からの感謝を申し上げます。

 

応援弁当の販売スタート!

2020年10月20日(火)

小金井市商工会が主催する小金井個店応援プロジェクトのご案内です。

10月14日から、市内の飲食店がつくったお弁当を市役所第2庁舎の斜め向かいの本町暫定庁舎前で販売する企画がスタートしました。

 

このコロナ対策の応援企画は、8月20日の市議会臨時会で事業費の一部を補助する補正予算を可決していて村山ひできも注目していたイベントです。

 

お近くにお越しの際は、ぜひ購入して食べて市内のお店を応援してください!

 

 

決算審査は3年連続の不認定!第3回定例会が閉会

2020年10月13日(火)

第3回定例会が10月6日をもって閉会となりました。

最終日は、決算審査、追加送付議案、意見書、決議の本会議採決を行ったのですが、注目の決算認定は反対17:賛成6で3年連続の不認定!

村山ひできは賛成(認定)しましたが、西岡市長1期目のラストイヤーに対し議会の多くは厳しい評価を下しました。

 

今回の決算の審査対象は2019(平成31・令和2)年度ですが、この年は西岡市長にとって4年の任期の最後の1年間でした。

 

市政を前進させた施策や事業も多い年だったと評価しつつ、業務ミスが多発した年であったことも否定できません。

 

多くの議員が反対討論で不認定の理由を述べていましたが、西岡市長の政治姿勢とマネジメントに注文をつける点は共通していたように感じました。

 

西岡市長には、今まで以上にリーダーシップを発揮し、庁内ネジメントの掌握を求めます。

 

補正予算は組替え動議で可決

2020年9月30日(水)

9月25日は市長提出議案などが本会議で採決される区切りの日。

一般会計補正予算(第6回)に対し、他会派から組み替え動議が提出されました。

村山ひできは反対討論を行いましたが、議会多数が動議に賛成。市長が次回の補正予算で要求箇所を修正することを表明し、原案が可決されることになりました。

 

「組替え動議」とは、議会が議案に対しての修正要望などを示す手段のひとつです。

 

動議が可決された場合は、要求された内容を市長部局が反映することを約束することで、動議に賛成した議員も残った原案に対し賛成することになります。

 

今回の組み替え動議の内容は、市長原案では財政調整基金に積んだ16億8000万円の中から新型コロナウイルス感染症対策基金に1億8000万円積むというものですが、組み替え動議でなければならないとする理由が弱いと判断し反対しました。

 

詳しくは、提案議員との議員間の質疑となったhttps://www.youtube.com/watch?v=mM6BcQe90xQ  をご高覧ください。YouTube約54分後に動議に対する質疑がスタートします。

 

また、反対討論の内容はコチラでご確認ください。