庁舎・福祉会館建設等特別委員会の視察報告

2017年11月 8日(水)

視察ラッシュの小金井市議会。今回は小金井市議会の重要課題である「庁舎及び福祉会館建設等調査特別委員会」のメンバーとして、「新庁舎建設」や「ワンストップ窓口」、「福祉総合相談窓口」について調査してきました。

 

10月30日は兵庫県神戸市に「新庁舎建設」ならびに「転入・転出時におけるワンストップ窓口」を視察しました。

 

神戸市は9区からなる政令指定都市であり、兵庫区と北区における新庁舎建設の事例を視察。両庁舎とも建替え前に比べて床面積をサービス充実のために増加させていること、 「CASBEE」(建築環境総合性能評価システム)においてAランクを取得していることが印象的でした。

 

また、ワンストップ窓口を小金井でも導入する場合、手続き件数の多い転入・転出時の対応から試行するのは有効であり、東灘区では大規模なシステム導入や組織改編も行なわずに実施していました。

 

31日は愛知県稲沢市にて「福祉総合相談窓口」の事例を研究。

 

稲沢市では福祉課と高齢介護課の間に窓口を設置し、委託された社会福祉協議会の4名が自立支援、家計相談支援、学習支援などを行っていました。

 

庁舎内に窓口を置くことで直ちに対応できることが多く最大のメリットとのことで小金井でも考慮すべきでしょう。

 

同時に相談窓口を設置して終わりではなく、アウトリーチで生活困窮者を支援することが重要であると実感しました。

 

平成30年度予算編成に対する要望書を提出

2017年11月 7日(火)

10月25日(水)に村山ひできが所属する小金井市議会民進党は西岡真一郎市長へ「平成30度予算編成に対する要望書」を提出いたしました。

例年、秋になると市役所庁内では来年度の本予算を編成する作業が本格化します。

小金井市議会民進党も、日頃から市議会で主張してきた提案や意見を予算に反映してもらうために要望書にまとめました。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

【平成30年度予算編成に対する要望書(抜粋)】

 

まちづくり・交通

  • 庁舎及び(仮)新福祉会館建設について、平成33年度中の竣工の実現に最大限努力すること。

  • 武蔵小金井駅南口の交通広場に面する店舗前面へ有料自転車駐輪ラックの設置(店舗利用者の短時間の駐輪ニーズに配慮すべき)。

  • 武蔵小金井駅南口第2地区再開発については、公共性・公益性の観点から、再開発組合との協議と必要な支援を行うこと。

  • コミュニティーバス(CoCoバス)の運賃の見直しとICカードの利用、コミュニティータクシーの検討を行うこと。

 

ごみ・環境

  • 6月~9月の夏季に、ごみ収集が遅れ昼過ぎの取集になってしまっている地域があるのでごみ収集車を増発させること。

  • トラスト運動中である中町四丁目の谷口邸南側空き地を市が買収し、はけの森と一体的に管理すること。特に残った現在は駐車場(1457-1)となっている土地を市で買い取ること。

  • 優先整備路線となった都市計画道路「小金井3・4・1号線」と「小金井3・4・11号線」について、住民意思を尊重し東京都に対し見直しを求めていくこと。

 

子育て・子育ち支援

  • 武蔵小金井駅南口第2地区に保育送迎ステーションを新設すること。

  • 民間学童の導入について本格的に検討すること。

 

商業振興

  • 商工会への補助金を各商店会へ入金するよう変更すること。

  • 商工会(商店会)への加入促進策を実施する。具体的には、入会案内に市長の名前とメッセージを掲載するなどを検討すること。

  • 防災協定の対象になっていない商店会と防災協定を締結し「防災加盟店」のステッカーを各店舗に貼ってもらうこと。また年に1回は市と共同の防災訓練を行うこと。

 

菅直人(立憲民主党)が衆議院議員選挙に当選

2017年10月23日(月)

10月22日、第48回衆議院選挙が投開票され、東京都第18区選挙区(小金井市・武蔵野市・府中市)では菅直人さんが13回目の当選を果たしました。



今回の選挙は「草の根の市民運動」出身者である菅直人さんにとって「原点回帰」となる戦いとなり、野党の統一候補をつくるべく行動した「選挙で変えよう!こがねい市民連合」の多くの皆さんに支えられた12日間でした。


また、独自候補者の擁立を取り下げた共産党の英断もあり、政党・会派の壁を越えて13名もの超党派の市議会議員が菅直人さんを支援しました。


結果、府中市では3900票差で負けていましたが、武蔵野市で1946票差、小金井市で3000票差で上回り、わずか1046票差で逆転勝利となりました。


候補者名

所属

18区得票数

小金井得票数

菅直人

立憲民主党

96,713

24,126

土屋正忠

自民党

95,667

21,126

ときた敦

希望の党

45,081

 9,906


さらに、比例区において立憲民主党が自民党を押さえ、16854票を獲得し第一党と躍進しました。


全国的には自民、公明両党で定数の3分の2以上の議席を獲得したことで与党大勝となりましたが、小金井選挙区においては「安部政権NO!」と一矢報いた形となりました。


今後の菅直人さん、立憲民主党の活動を引き続きご注目ください。

議会報告会2017を開催

2017年10月23日(月)

 衆議院選挙の投開票日、台風が直撃する中でしたが、10月22日(日)に小金井市議会は議会基本条例に基づき議会報告会を開催しました。

村山ひできは6月から議会報告会の実行委員会メンバーとして実施に向けて打ち合わせを重ねてきました。

あいにくの天気でしたが、ご来場いただいた皆様に深く感謝申し上げます。

当日は、議長からの開会挨拶のあと、「そもそも市議会の役割とは何か」を議会運営員会委員長から説明をしました。

さらに、先日、終了した決算特別委員会の審査報告を決算特別委員長であった村山ひできより行いました。

 

続いて、庁舎・福祉会館特別委員長より、この間の委員会報告を行い、この決算と庁舎福祉会館についての各会派の見解が示されました。

 

休憩のあとは参加者と市議会議員が6テーブルに分かれてテーブルトーク。

 

村山ひできも5番テーブルに参加し他会派の議員とともに市民の皆様からいただいた率直な疑問や貴重なご意見をいただきながら意見交換をしました。

 

いただいたご意見やご要望は、今後の市政に反映できるような仕組みを作り、情報公開する予定ですのでご期待ください。

議会運営委員会の視察報告

2017年10月19日(木)

衆議院選挙の真っ最中、議会運営委員会のメンバーとして再び行政視察を行いました。

突然の解散総選挙を想定せずに、視察スケジュールを日程調整していたため、朝の街頭宣伝活動を途中で切り上げてから駅に集合するという、本当に慌ただしいスケジュールとなりましたが、やはり非常に有意義な視察となりました。

 

10月16日は大阪府八尾市に「やお未来議会2016」ならびに「大阪経済法科大学との地域連携」を視察しました。

 

「やお未来議会2016」とは高校生・大学生を議場に招いて、市政への提言を受けたり、市議会議員が選挙で掲げた政策の進捗状況などを市議本人に質疑するというユニークな試み。

 

小金井市でも、かつて小金井青年会議所(小金井JC)が主催して中学生による「青少年議会」を、約10年間にわたり開催していたことがあり、当時、村山ひできもJCメンバーとして設営に関わっていました。

 

この青少年議会の提案を受けて「歩きタバコ禁止条例」ができたこともあり、若者の視点で政治を見直す重要性をあらためて感じることができました。大学生インターン活用と併せて調査研究したいと思います。

 

17日は三重県四日市市にて、様々な「議会改革について」、現場の市議会議員さん達からリアルな話を聞くことができました。議会改革の先進市と謂われる四日市市ですが、やはり不断の努力を続けている結果、議員政策研究会、議長選挙の立候補制、予算・決算の審査、通年議会、方法議会モニター制度などを導入することになったのだと実感できました。

建設環境委員会の視察報告

2017年10月12日(木)

衆議院選挙が公示となった翌日、村山ひできが委員長を務める常任委員会の一つである建設環境委員会は視察を行いました。

10月11日は岐阜県高山市に「起業家支援等を目的とした空き店舗活用について」、12日は愛知県豊橋市に「自転車活用推進計画について」ならびに「空き家対策事業について」、それぞれ研究してきました。

 

議員の視察については、他市で不正な事件もあったため誤解される市民の方も多いのですが、少なくとも小金井市の場合は非常に真面目に取り組んでいると断言できます。

 

先進市の事例を、実際に足を運んで自分の目で確認し、担当者から現場の生々しい話を聞くことは有意義ですし、学んだ点を小金井市政に反映すべく努めることは重要な議員活動であると村山ひできは考えています。

 

今回の視察で共通しているテーマが「空き家対策」

 

小金井市も西岡市長になってから新たに「空家等対策協議会」を設置して対策ならびに活用策を検討しています。

 

高山市も豊橋市も市の重要施策として熱心に取り組んでおり、大いに参考になりました

 

また、豊橋市の自転車活用計画は、少しアレンジすれば小金井市にも導入できる考え方が多く、しっかりと調査したいと思います。