市政レポート2018年4月5日号が完成しました
2018年4月 4日(水)
2018年4月 4日(水)
2018年3月30日(金)
社会福祉員への報酬を定めた条例との齟齬が24年間以上放置されていた問題をめぐり、議会日程が大混乱となった第1回定例会。本来であれば3月26日を最終日としていましたが、二度の会期延長の末、3月28日に閉会となりました。
ここまで長引く原因となった「社会福祉員報酬誤支給問題」に対し、市議会は地方自治法第98条第1項による事務検査と第2項による監査請求を行うことで合意しました。
過去最大規模の440億5800万円の一般会計予算の採決は混迷を極めました。
市議会最終日のはずだった3月26日に公明党が唐突に「組替え動議」を提出し、議会に激震が走りました。ちなみに、「組替え動議」とは議案に対しての修正要望などを示すもの。可決された場合は、動議で要求された内容を市長部局が反映させることを約束することで、提案議員は残った原案に対し賛成するのが通常のパターンです。
組替えの内容は、①職員勤勉手当の引上げ、②グランドデザイン策定に要する経費、③庁舎建設基金への積立金、④都市計画道路の在り方に関する市民アンケート、の以上4点の支出を認めず削除するというもの。このうち、①職員勤勉手当については根拠条例が否決される公算が高かったので、どうしても認めたくないのが②~④ということなのですが、のちに、「自民党・信頼」と「情報公開こがねい」も提案会派となり、このままだと当初予算が否決されてしまう緊急事態となりました。
当初予算原案に対する賛成を一人でも多くの議員からいただけるように動いていた村山ひできは、他会派議員からも助言や協力をいただきながら、当初予算が全否定され市民生活に悪影響を及ぼすことがないようにする方法を模索することになりました。
その結果、3月27日の深夜に行われた予算特別委員会の採決では賛成8:反対14で原案は否決されてしまったものの、本当の最終日となった3月28日、このまま本会議という最終議決の場で、当初予算原案を否決させてしまうのではなく、市民の生活を守り、暫定予算を回避するために、むしろ村山ひできの所属会派が組替え動議に賛成し、上記4点のみを執行しない判断を市長に発言させることで、原案賛成多数を取り付けることができました。
そして、やっと、長く、最も重要な定例市議会は閉会いたしました。
≪平成30年度 一般会計予算の本会議における採決結果≫
◆賛成=16
・民進党3名=村山ひでき・鈴木成夫・岸田正義
・公明党4名=宮下誠・紀由紀子・小林正樹・渡辺ふき子
・改革連合=篠原ひろし
・こがおも=白井亨
・こがあす=沖浦あつし
・自民信頼=湯沢綾子・吹春やすたか・河野律子
・市民会議=斎藤康夫
・情報公開=渡辺大三
・生活者ネット=田頭祐子
◆反対=6
・共産党4名=水上洋志・板倉真也・森戸洋子・たゆ久貴
・緑・市民自治2名=片山薫・坂井えつ子
全議員24名のうち議長は裁決に加わりません。また、遠藤百合子議員は忌引きのため欠席でした。
尚、村山ひできは原案に対する賛成討論を行いました。
詳しくはユーチューブでご覧いただけます。村山は約33分後からの登場ですのでご高覧ください。
2018年3月 6日(火)
2月27日に村山ひできは一般質問を行いました。
今回のテーマは「都市計画道路について市の方針を問う」ことと「『名勝 小金井桜』の復活に向けて」の二つ。
詳しくはユーチューブでご覧いただけます。
村山は冒頭からの登場ですのでご高覧ください。
都市計画道路については、この間の意見交換会のあり方や東京都の小金井市への情報提供についての改善を求めるとともに3月25日と26日に予定されている説明会は意見交換会が成立してから行うべきであり、西岡市長が再度希望した都知事の現場視察が実現するよう働きかけてもらいたい旨を主張いたしました。 また、『名勝 小金井桜』の復活に向けて、「小金井橋から新小金井橋まで」の550メートルを新たな整備区間とし、平成29年度から31年度の3か年で段階的に整備を進めることとし、3月中旬にヤマザクラの苗木を15本を、年度が変わってからは20本程の補植する予定であることを確認しました。
2018年3月 6日(火)
2018年3月 5日(月)
2月22日の第1回定例会の二日目。本会議終了後、久しぶりの「小金井市食育推進議員懇談会」が小金井市役所本庁舎3階の議会応接室にて開催されました。
集まってくれたのは、なんと市議会議員の全員となる24名!
狭い会議室で活発に議論することができました。
全国でも珍しい議員提案による「食育推進基本条例」のある小金井市。 村山ひできは平成23年5月に設立された食育推進議員懇談会の事務局長として条例の立案に奔走。 約2年間の活動を経て、党派の壁を越え、多くの議員が賛同し可決された食育推進基本条例は、小金井市における食育施策の展開に大きく貢献することとなりました。 平成25年3月の条例可決から早くも5年。 村山ひできも議会に復帰し、あらためて本格的に活動することとなった食育推進議員懇談会。 今後の活動テーマとして、これまでの食育事業の点検、関係団体との意見交換などを通じての条例チェック、食育に関する新たな条例策定などを検討していこうと協議しました。 意見が鋭く対立することが多い小金井市議会ですが、生命活動の根源である「食」に関する施策は多くの議員が共通で考えやすいテーマです。 今後の活動にご注目ください。
2018年2月24日(土)
2月21日より第1回小金井市議会定例会が開会となりました。
今回の定例会にて上程される議案は、過去最高額となる440億円5800万円の平成30年度一般会計予算など、今のところ全39議案。
西岡市長が平成30年度の小金井市政において何を行うのかを示した施政方針、一昨年の12月議会では否決された勤勉手当の年間支給月数を引き上げる職員給与に関する条例改正など重要議案が多数。
さらに後日あらためて「障害のある人もない人も共に学び共に生きる社会を目指す小金井市条例」(=いわゆる障がい者差別解消条例)の上程も予定されており、3月26日の会期で閉会できるかどうかも含め緊張感のあるスタートとなりました。
また、村山ひできは2月27日(火)13:00より一般質問を行う予定です。今回のテーマは「都市計画道路について市の方針を問う」ことと「『名勝 小金井桜』の復活に向けて」の二つ。
まず、都市計画道路についてですが、1月26日に都市計画道路3・4・11号線に関する意見交換会が開催されましたが、昨年の11月17日に開催された会と同様に東京都が「整備に関する意見交換会には至らなかった」と表明せざるを得ない結果となってしまいました。この時点で市として都に伝えるべきことは何か?何をすべきなのかを問いたいと思います。
また、『名勝 小金井桜』の復活に向けては、昨年の6月議会で、村山ひできは一般質問を行い、「小金井橋~新小金井橋間の整備を本年度(=平成29年度)の開始を目指し今後3年間で整備する計画を都と協議中である」との答弁を引き出していましたが、現時点での進捗状況を確認したいと考えています。
2018年2月19日(月)
2月18日、小金井市商工会館の大会議室にて市政報告会を開催させていただきました。市議会に復帰した昨年は、都議会議員選挙や衆議院選挙で忙殺されたため開催することができず、久しぶりの報告会となりました。
今回の報告会でお話したことは、「民進党離党の経緯」と「今後の市政の展望」の2つ。 民進党離党についての経過報告とともに、無所属の市議会議員となった理由として、市政を前進させるためには政党に所属しないほうが、国政の状況に左右されずに活動しやすいということを説明させていただきました。 また、2月21日から始まる平成30年度第1回定例会で争点となると予測される西岡市長の「施政方針」、最大規模となった440億円の「平成30年度一般会計予算」、いわゆる障がい者差別解消条例である「障害のある人もない人も共に学び共に生きる社会を目指す小金井市条例」、村山ひできが不在の一昨年12月議会で否決された「職員給与改定」、本予算には盛り込まれなかった「新庁舎・新福祉会館の基本設計の補正予算」について、現時点での考えをお伝えいたしました。 晴天に恵まれた日曜日の昼下がり、オリンピック観戦もあきらめてご来場いただきました皆様に厚くお礼申し上げます。