第3回定例会の最終日予定日のはずだった10月6日は波乱の一日となりました。
深夜議会となった理由は、村山ひできが委員長を務める特別委員会で継続審査中の第5次基本構想の審査に必要不可欠な中期財政計画(案)について説明と質疑をする全員協議会を、あらためて最終日の午前中から開催することになったことが大きいでしょう。
第5次基本構想とは小金井市の最上位計画であり、市が実施する各施策の根拠となるもので10年ごとに策定されます。今後の財政の見通しを確認しつつ基本構想の議会審査を進めるためには、11月22日に予定されている総括質疑に入る特別委員会の前に、今後5年間(2021年度から2025年度まで)の中期財政計画(案)が示される必要があるのですが、出納閉鎖し決算が反映された計画を作成するには急いでも10月冒頭にならざるを得ないため、最終日を使うしかないと開会後になって苦しい判断をしました。
そして、ある程度の予想はしていましたが、やはり今後5年間の財政計画という重要テーマへの質疑が短時間で終了するはずもなく、全員協議会が終了したのが18時!そこから、決算審査、コロナ対策(自宅療養者への買物支援、ワクチン集団接種の拡充に伴う委託料や宮地楽器ホール予約済者への補償金)のため追加で送付された予算議案、意見書、決議の本会議採決を行ったため、会期を延長し、議事日程を全て終了できたのは翌7日の深夜1時41分となりました。
また、令和2年度小金井市一般会計歳入歳出決算は、鈴木成夫議長を除く23名の議決結果は反対18:賛成4:病欠1で4年連続の不認定となってしまいました。村山ひできは賛成(認定)しましたが、西岡市政に対し議会の厳しい評価は続いている状況です。詳しい採決結果は下記をご参照ください。
≪令和2年度小金井市一般会計歳入歳出決算の採決結果≫
賛成=4
・みらいのこがねい=村山ひでき・岸田正義・沖浦あつし
・市民会議=斎藤康夫
反対=18
・自民党・信頼=五十嵐京子・清水がく・吹春やすたか・遠藤百合子・湯沢綾子
・共産党=森戸よう子・たゆ久貴・水上洋志
・公明党=宮下誠・渡辺ふき子・小林正樹
・こがおも=白井亨・水谷たかこ
・市民カエル=片山薫
・情報公開=渡辺大三
・生活者ネット=安田けいこ
・元気小金井=古畑俊男
・緑つながる=坂井えつ子
病欠=1
・共産党=寺内だい作