3月16日、村山ひできが委員長を務める基本構想審査特別委員会が開催され、大きな動きがありました。
冒頭、西岡市長より「具体的な方針を示すことができず、混乱をもたらしたこと」を謝罪する発言のあと、事前に提出された資料「庁舎等複合施設建設の今後の進め方(案)について」質疑が行われました。
詳細は上記をクリックしていただきたいのですが、要は、これまでの庁舎建設の設計と建設時期を大胆に見直すことも含む協議が第1回定例会の閉会後に行われることになります。
実施設計まで完了している新庁舎等建設問題は前代未聞の事態となりました…。
10年ごとに策定される小金井市の最上位計画であり、全ての市施策を実施する根拠となっている「第5次基本構想議案」が庁舎建設問題をめぐり紛糾し、昨年の11月22日より実質的な委員会審査に入れないという異常事態が続いてきました。
この間、村山ひできは、西岡市長を支え様々な助言をしてきましたが、市長は打開策を示すことができず、公式な市議会の場で7回にもわたり、「(市議会からの意見を踏まえた)検討するのでお時間をいただきたい」という趣旨の発言を繰り返すのみ…。
そして、7回目の引き延ばし発言となった3月3日の基本構想特別委員会において、しびれを切らした議会が一気に硬化し、一触即発の極めて緊迫した状況となりました。
このまま放置すると、基本構想議案の撤回、ひいては(基本構想が根拠となり積算されている)一般会計予算が不成立となり暫定予算、市長に対する辞職勧告決議が提出される可能性が非常に高くなったと判断し、これ以上の市政の混乱を招かぬよう様々な調整を行った結果、議会日程を大幅に変更し3月16日に再開された基本構想特別委員会にて、市長が庁舎建設の設計や時期を大胆に見直す可能性を表明(下記参照)し、ギリギリの段階で最悪の事態を回避するに至りました。
はたして庁舎建設の行方は…?あらためて報告させていただきます。