西岡市長が謝罪と庁舎建設を協議する場の設置を依頼

2022年4月20日(水)

3月16日、村山ひできが委員長を務める基本構想審査特別委員会が開催され、大きな動きがありました。

冒頭、西岡市長より「具体的な方針を示すことができず、混乱をもたらしたこと」を謝罪する発言のあと、事前に提出された資料「庁舎等複合施設建設の今後の進め方(案)について」質疑が行われました。

 


詳細は上記をクリックしていただきたいのですが、要は、これまでの庁舎建設の設計と建設時期を大胆に見直すことも含む協議が第1回定例会の閉会後に行われることになります。


実施設計まで完了している新庁舎等建設問題は前代未聞の事態となりました…。

 

10年ごとに策定される小金井市の最上位計画であり、全ての市施策を実施する根拠となっている「第5次基本構想議案」が庁舎建設問題をめぐり紛糾し、昨年の11月22日より実質的な委員会審査に入れないという異常事態が続いてきました。


この間、村山ひできは、西岡市長を支え様々な助言をしてきましたが、市長は打開策を示すことができず、公式な市議会の場で7回にもわたり、「(市議会からの意見を踏まえた)検討するのでお時間をいただきたい」という趣旨の発言を繰り返すのみ…。


そして、7回目の引き延ばし発言となった3月3日の基本構想特別委員会において、しびれを切らした議会が一気に硬化し、一触即発の極めて緊迫した状況となりました。


このまま放置すると、基本構想議案の撤回、ひいては(基本構想が根拠となり積算されている)一般会計予算が不成立となり暫定予算、市長に対する辞職勧告決議が提出される可能性が非常に高くなったと判断し、これ以上の市政の混乱を招かぬよう様々な調整を行った結果、議会日程を大幅に変更し3月16日に再開された基本構想特別委員会にて、市長が庁舎建設の設計や時期を大胆に見直す可能性を表明(下記参照)し、ギリギリの段階で最悪の事態を回避するに至りました。


はたして庁舎建設の行方は…?あらためて報告させていただきます。

ロシアによるウクライナ軍事進攻に抗議する意見書を全会一致で採択

2022年4月20日(水)

3月2日、小金井市議会は「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対し、平和的解決を求める意見書」を全会一致で可決いたしました。


同日に小金井市も市長名でプーチン大統領あてに抗議文を送っており、小金井市議会は、意見書として内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣の3大臣あてに送付しました。

意見書の内容はこちらをクリックしてご覧ください。

また、3月14日から5月31日までの予定で、平穏な日常生活を奪われてしまったウクライナの方々に対する人道支援を目的として、小金井市役所に2カ所、①本庁舎2階広報秘書課窓口、②第2庁舎1階受付窓口、にて募金箱を設置することになりました。


お寄せいただいた救援金は、すべて日本赤十字社に送金いたしますので何卒よろしくお願いいたします。

一般質問「町会・自治会への加入促進について」

2022年4月20日(水)

2月28日、一般質問を行いました。今回のテーマは「町会・自治会への加入促進について」提案しました。

https://www.youtube.com/watch?v=gZ61SoB3Nz8 でご視聴ください。村山は約62分後の登場です。

町会・自治会は防犯・防火パトロールをはじめ、子どもや高齢者の見守り等の安全・安心のための活動、資源回収や清掃活動等の環境美化に関する活動の他、お祭りや運動会等の地域の交流のための活動など、地域の生活向上、環境改善において重要な役割を担っていただいている重要な存在ですが、全国的に従来型の近隣住民で構成され直接的なご近所付き合いが発生する自治会・町会への加入者は減少傾向にあり、小金井市も例外ではありません。


村山ひできは、東日本大震災やコロナ禍で「いざというときのための町会・自治会の存在」は、あらためて見直されており、時代に合った地域コミュニティの形成ならびに再編が必要だと考え、

①ネット空間を利用して地域住民がつながる電子掲示板の活用、

②いわゆる「回覧板」を見直して、町会・自治会が独自に街角に設置している情報掲示版の設置費用の補助、もしくは情報掲示板そのものを市側で制作して希望団体に提供すること、

③市民課に置いている市が作成しているチラシ「町会・自治会への加入のご案内」を不動産業者等に協力してもらい物件探しの段階から新規転入者にお渡しすること、

④マンションなどの集合住宅で一定の要件を備えた管理組合等を、町会・自治会と同様の組織として位置づけられることとした他市の事例から小金井市でも自治会的な活動をしている管理組合は「みなし自治会」として自治会登録をしてもらう工夫、

⑤町会・自治会加入促進条例を定める、

といったことを提案しました。
 

日曜議会で施政方針に対する会派代表質問

2022年4月20日(水)

2月20日は日曜日ですが、小金井市議会が毎年1回で開催する日曜議会が開催されました。既にYouTube中継も行っている小金井市議会ですが、やはり実際に傍聴席で現場の空気を感じてもらう機会も重要だと考えており、長年にわたって継続している取組です。


今回は、西岡市長の施政方針に対し各会派から質疑がされました。会派みらいのこがねいは、幹事長である村山ひできが代表して「西岡市政6年間の総括と今後の展望」と題し、

①6年間で行ってきた取組についての評価、

②重要政策の行方(新庁舎建設事業、中期財政計画、第5次基本構想)、

③庁内人事について(副市長、民間登用、女性管理職)、の3点を質問しました。

 

質問の模様はYouTube https://www.youtube.com/watch?v=mq8vE0m-8oc&list=PLi2FBa-3ibTZaSzyy4V2Y47sQV8HHR49F&index=28 でご覧いただけますので、是非ご視聴ください。
また、質問要旨は以下の通りですので、ご高覧ください。

【西岡市政6年間の総括と今後の展望】

■村山質問 市長任期2期目の2年で達成したことは何か。
■市長答弁 保育園の新規開園等で定員増を進め令和3年4月の待機児童は41人まで減少。武蔵小金井駅南口第2地区再開発事業の竣工。福祉総合相談窓口の開設。病児・病後児保育事業の拡充。義務教育児医療費助成の所得制限を小学校6年生まで廃止。コロナ発生後はワクチン接種に全力をあげている。

■村山質問 最上位計画である第5次基本構想について①まだ議決されていない大変な状況が続いている理由をどのように捉えているか。②いつ市長は議会に対し打開策を示すのか。このままでは3月3日の特別委員会で総括質疑に入れない。③庁舎建設を進めるに足る論拠を示し説得せよ。議会に対し説明の場を作るべき。
■市長答弁 ①議会から新庁舎建設に関連する多様な意見をいただいている。新庁舎建設の財源を含めた中期財計画案を示したが財政見通しに対する不安を払拭する環境をまだ十分に整えきれていないと理解している。②現時点では検討中であり早い時期に示せるよう引き続き努める。③合意形成に必要なことはやらなければいけない。真摯に受け止める。

■村山質問 庁内人事について①新たに副市長をもう1人任命し庁舎問題の事実上のトップにする推進体制を考えないか。②民間企業との人材交流の拡充を求める。③女性を管理職に登用しジェンダーバランスを配慮せよ。
■市長答弁 ①2人副市長制に向けて努力したい。②非常に有効な方策だと考えている。③まずは係長職として活躍してもらう環境を構築することで登用につなげたい。
 

第1回定例会が開会~過去最大の予算編成

2022年4月20日(水)

2月17日から第1回定例会が開会しました。いまだに市長から具体的な方針が示されず審査が止まってしまった基本構想議案、中期財政計画(案)、庁舎等建設事業の混乱した状況を打開することができるのか…?予断を許しません。


また、2022年度一般会計予算案は過去最大規模の466億8800万円となっており、付託される予算特別委員会の委員長を村山ひできが務めることになりました。
基本構想審査特別委員会もあわせて1人の議員が同時に2つの特別委員会の委員長を兼ねるのは極めて異例のことなのですが、引き受けざるを得ませんでした…。写真は厳しい状況のなかで副委員長を受けてくれた水谷たかこ議員と正副委員長ツーショットです。

 

また、開会初日の本会議で西岡市長は施政方針を表明しました。年に1度の日曜議会となる2月20日に各会派から施政方針に対する質疑が行われる予定です。
多くの会派は1人15分ずつ質問されるようですが、会派みらいのこがねいは、あえて幹事長である村山ひできが代表して15分×みらいのこがねい所属4議員=60分間を1人で質問させていただきます。
そこで、今回は「西岡市政6年間の総括と今後の展望」と題し、

①6年間で行ってきた取組についての評価、

②重要政策の行方(新庁舎建設事業、中期財政計画、第5次基本構想)、

③庁内人事について(副市長、民間登用、女性管理職)、

の3点を確認し提案するつもりです。


質問の模様はYouTubeでご覧いただけますので、是非ご視聴ください。
 

基本構想審査特別委員会と議会報告会

2022年2月 1日(火)

1月28日、村山ひできが委員長を務める基本構想審査特別委員会が開催されました。

議会日程の都合で午前中のみの開催でしたが、「中期財政計画の掲載」と「新庁舎建設事業の今後の予定は、市議会で可決された決議や多様な御意見の趣旨を尊重し検討したい」との市長発言をめぐり質疑があった後、各会派から提出されていた多くの意見要望を踏まえた修正案について協議を行いました。

次回は3月3日に総括質疑に入る予定ですが、その前には議会が審査に応じられる状況を作り出さなくてはならず、委員長として市長に打開策を提示してもらう責任があると自覚しています。はたして間に合うかどうか…?いよいよ正念場です。

そして、同日19時より年1回の議会報告会が開催形式を変更して決行されました。
村山ひできは今回の議会報告会実行委員のひとりであり、オミクロン株による感染急拡大と「まん延防止等重点措置」が東京都にも適用される中、4テーマの報告のみ行い、ご来場いただいた方々からの質問など意見交換は中止し、YouTubeでのライブ配信をメインに切り換えて開催させていただきました。


報告4テーマは①第5次基本構想と中期財政計画について、②新庁舎等建設について、③公立保育園の今後について、④コロナ対策・第4回定例会補正予算について、でした。そのうち①を特別委員会委員長である村山が報告させていただきました。


当日の模様はYouTube(https://www.youtube.com/watch?v=jHcojBrLz7g&t=95s)からご覧ください。また、質問やご意見も受け付けていますので何卒よろしくお願いいたします。
 

市政レポート2022年1月27日号

2022年2月 1日(火)

村山ひでき市政レポート(2022年1月27日号)が完成しました。


国からの要請を踏まえて前倒し対応することになったコロナワクチン3回目接種のスケジュールや、元日に表明された「小金井市気候非常事態宣言」等をまとめたレポートとなっています。

こちらからPDFをダウンロード願います。

★市政レポート2022年1月27日号