【一般会計補正予算】予算委員会で修正案が可決!本会議で原案が逆転可決!

2017年9月26日(火)

9月25日(月)の本会議で一般会計補正予算(第2回)の採決が行われました。

今回の11億5083万6000円について、9月14日の予算特別委員会で最も質疑が集中したのが、「市役所第2庁舎801会議室の床タイルカーペット修繕費」や「汚れが目立つイスや老朽化した長机を取り換えるための備品購入費」でした。

この部分の予算を削除する修正案が共産党から提出され、自民党・信頼と情報公開こがねいの議員が賛成。

賛成6:反対5:退席1で修正案が可決されていたのですが・・・

 

村山ひできは、この予算特別委員会での質疑を通じて指摘された意見を組み込んだ付帯決議をつけることで原案に賛成していただくことを提案し各会派と調整に入りました。

(付帯決議はこちらです)

 

その結果、予算特別委員会では、共産党の修正案に賛成していた「自民党・信頼」が原案賛成に変更したことで、下記の通り、賛成18:反対:0:退席:5で賛成多数で可決となりました。

 

≪本会議の採決結果:議員24名≫


賛成

18

民進党③

公明党④

緑・市民自治②

こがおも①

市民会議①

改革連合①

生活者ネット①

こがあす①

自民党・信頼④

村山ひでき・鈴木成夫・岸田正義

宮下誠・紀由紀子・小林正樹・渡辺ふき子

片山薫・坂井えつ子

白井亨

斎藤康夫

篠原ひろし

田頭祐子

沖浦あつし

遠藤百合子・湯沢綾子・吹春やすたか・河野律子

退席

共産党④

情報公開①

水上洋志・板倉真也・森戸洋子・たゆ久貴

渡辺大三

※五十嵐京子議長(自民党・信頼)は採決には加わりません。

 

通常、予算特別委員会での採決態度を変更することは非常に珍しいのですが、より多くの議員の賛同が得られたことは素直に感謝したいと思います。

 

尚、村山ひできは原案に対する賛成討論を行いました。

 

詳しくは、こちらのユーチューブ動画でご覧いただけます。

 

議会運営委員会にて議会改革の提案

2017年9月16日(土)

9月15日、議会運営委員会が開催され、より良い市議会を目指し政務活動費の後払い方式の導入や領収書のインターネット公開、議員定数削減などを議論しました。村山ひできも小金井市議会民進党を代表して以下の3項目を提案していますのでご報告いたします。
 
①予算・決算特別委員会における議員からの資料要求を事前の文書による通告とする
議会は施策の内容を深く理解するため資料の作成を要求できます。現状では、議案説明のあと本会議にて議員個人が口頭で要求しています。かつて一人の議員が数十項目もの資料を要求したこともあり、他市と比較しても膨大すぎる要求数は市職員に過度な負担をかけています。事前の文書通告制にすれば、議員も要求を整理するはずです。
 
②予算・特別委員会の質問時間は一区分につき一時間以内を目途とする
現状では時間無制限で何項目でも質問することができるため合計で8時間以上も質問する議員も存在します。質問する権利は大切ですが、いくらなんでもやりすぎ。これでは議会の時間が足りくなるは当然で深夜議会の原因にもなっています。深夜議会の職員への残業代、交通費の支給、光熱水費も馬鹿になりません。一般会計の歳出に対する質疑は4区分で行いますが、一区分につき議員一人の質問時間は一時間以内の持ち時間制にします。
 
③各常任委員会への所管事項の審査時における理事者の退席措置
議員は常任委員会で関心のあるテーマについて質問することができ、これを所管事項の審査と呼びます。現状では市長、副市長、教育長の理事者が答弁する必要がなくても委員会室にいなければならず、本来ならば市民のために使える貴重な執務時間を削っています。本来の業務をこなしてもらうため所管事項の時間は退席できるようにします。

46歳の誕生日に一般質問

2017年9月 7日(木)

9月5日は村山ひできの誕生日。多くの方々からお祝いのメッセージをいただき本当にありがとうございました。あらためて御礼を申し上げます。

さて、その誕生日の夕方、第3回定例会にて一般質問を行いました。詳しくはこちらのYoutube動画ご覧いただけます。村山は約34分後からの登場ですのでご高覧ください。

 

今回のテーマは①市制60周年記念事業への取り組み状況、②選挙の投票率アップのための施策の拡充、の2つ。

 

市制60周年記念事業の取組状況については、来年10月1日に小金井市は市制60周年を迎えます。あと約1年ですが市民と行政が一体となって取り組む記念事業の開催を求めました。

 

特に、市民提案による地域活性化、昨年度から始まった市民協働提案事業の拡大と、功労者表彰、名誉市民の選定も進めてほしいと要望しました。

 

投票率アップのための施策の拡充として、今年から東小金井マロンホールでの期日前投票が可能になりましたが、さらに市内の大型商業施設での期日前投票所の設置を求めました。

 

青少年への選挙啓発の一環として高校生や大学生の選挙関連事務への参加を検討するよう主張しました。

 

第3回定例会が開会~決算特別委員会の委員長に就任

2017年8月31日(木)

本日、8月31日より第3回小金井市議会定例会が開催となりました。

今回の定例会にて上程される一般会計補正予算11億5083万6000円で注目は2021年度の完成を目指す新庁舎建設基金に新たに3億円を積み増し合計約19億円とすることが盛り込まれたことでしょう。

蛇の目跡地への建設事業費総額は80億円(新庁舎63億円、新福祉会館17億円)。新庁舎は地上4階建て延べ床面積1万2000㎡で2020年度の着工予定となっています。

西岡市長の就任わずか1年8カ月で積み増した基金は計11億円。

目標23億円まであと少しとなりました。長年の課題解決に向けての力強い意思表示と受け止めています。

また、第3回定例議会は決算審査もあわせて行うため長期間の開催となります。

その決算特別委員会の委員長に村山ひできが選出されました。

決算の審議は昨年度の全事業のチェックをするため5日間の開催日程でも時間が足りずに深夜議会になることもあるのですが、スムーズに進行できるように努力します。

新人議員研修の視察に参加

2017年8月29日(火)

8月25日、新人議員のための視察研修が行われました。行先は調布市にある「東京都十一市競輪事業組合」(京王閣競輪場)と、日の出町にある「東京たま広域資源循環組合」(二ツ塚処分場・エコセメント化施設)の二か所。

出戻り議員の村山は、かつて十一市競輪事業組合議会の議員も務めていましたので京王閣は何度も訪問したことがありましたが、二ツ塚処分場は中に入ったことがなかったために、是非この機会で見学させてほしいと希望して新人議員に交じって参加してきました。

 

早朝に市役所本庁舎駐車場をバスで出発。最初に訪問したのは京王閣競輪場。約5年前、競輪事業組合議会の議員を務めていたときに女子選手による競輪競争「GIRL'S KEIRIN」が始まって盛り上がっていたことを思いだしました。

 

あまり知られていませんが小金井市など十一市が施工者となっている京王閣の競輪事業からは毎年だいたい1000万円の収益配分金が小金井市に入っており貴重な収入源となっています。

 

午後は日の出町の最終処分場へ。環境に配慮しつつ焼却灰をエコセメントにリサイクルする技術を間近に見学することができて有意義な視察となりました。

 

あらためて日の出町の皆様のご理解により小金井市を含む多摩地域25市1町、約409万人の一般廃棄物の最終処分を行っていただいていることに深く感謝申し上げます。