第3回定例会が閉会

2017年10月 6日(金)

 10月5日(木)に小金井市議会の平成29年第3回定例会(9月議会)が閉会しました。9月25日(月)本会議において一般会計補正予算などの議案は採決していますので、今回の本会議では村山ひできが決算特別委員会の委員長を務めた平成28年度の決算の認定(5件)を行い、全て賛成多数で認定されました。

 

 

決算特別委員会とは、小金井市議会の場合、議長を除く23名の議員により構成され、今回は村山ひできが委員長に選出されていました。他市では、11月くらいに決算委員会を開催することが多いのですが、小金井市議会では議会から出された意見や要望を行政側が直ちに予算編成に活かせるように、9月定例議会と連続して行うことで開催時期を早めていることが特長です。

 

決算特別委員会は、小金井市が行う全事業について幅広く審査を行うということで、会議時間が非常に長くなる傾向があり、深夜議会となることも多く、効率的な議事を行うべく平成27年から会議日程4日間を5日間に1日多くし開催するようになりました。

 

ちなみに5日間開催となった初めての平成27年の会議時間合計は40時間2分、平成28年は46時間30分、今年は37時間26分でした。

 

そして、特に決算額の大きい平成28年度一般会計歳入歳出決算の採決結果は以下の通りでした。

 

≪本会議の採決結果≫ ※全議員24名のうち議長は裁決に加わりません

◆賛成=13

民進党3名=村山ひでき・鈴木成夫・岸田正義

公明党4名=宮下誠・紀由紀子・小林正樹・渡辺ふき子

改革連合=篠原ひろし

こがあす=沖浦あつし

自民信頼=遠藤百合子・湯沢綾子・吹春やすたか・河野律子

◆反対10

共産党4名=水上洋志・板倉真也・森戸洋子・たゆ久貴

緑・市民自治2名=片山薫・坂井えつ子

こがおも=白井亨

市民会議=斎藤康夫

情報公開=渡辺大三

生活者ネット=田頭祐子

 

決算審査の対象となっている平成28年度予算ならびに事業の最大の特徴は、平成27年12月に新たに就任した西岡真一郎市長が初めて上程した議案であったということです。

 

実際の提案内容は、前市長の時代に予算編成されたものがほとんどでしたが、平成28年3月に反対多数で否決となり、4月と5月は暫定予算となりました。

 

5月の臨時会で暫定予算は解消されたものの、それらの影響や、6施設複合化を市長選挙で訴え当選した西岡市長の方針変更の経緯について厳しい意見が述べられました。

 

【一般会計補正予算】予算委員会で修正案が可決!本会議で原案が逆転可決!

2017年9月26日(火)

9月25日(月)の本会議で一般会計補正予算(第2回)の採決が行われました。

今回の11億5083万6000円について、9月14日の予算特別委員会で最も質疑が集中したのが、「市役所第2庁舎801会議室の床タイルカーペット修繕費」や「汚れが目立つイスや老朽化した長机を取り換えるための備品購入費」でした。

この部分の予算を削除する修正案が共産党から提出され、自民党・信頼と情報公開こがねいの議員が賛成。

賛成6:反対5:退席1で修正案が可決されていたのですが・・・

 

村山ひできは、この予算特別委員会での質疑を通じて指摘された意見を組み込んだ付帯決議をつけることで原案に賛成していただくことを提案し各会派と調整に入りました。

(付帯決議はこちらです)

 

その結果、予算特別委員会では、共産党の修正案に賛成していた「自民党・信頼」が原案賛成に変更したことで、下記の通り、賛成18:反対:0:退席:5で賛成多数で可決となりました。

 

≪本会議の採決結果:議員24名≫


賛成

18

民進党③

公明党④

緑・市民自治②

こがおも①

市民会議①

改革連合①

生活者ネット①

こがあす①

自民党・信頼④

村山ひでき・鈴木成夫・岸田正義

宮下誠・紀由紀子・小林正樹・渡辺ふき子

片山薫・坂井えつ子

白井亨

斎藤康夫

篠原ひろし

田頭祐子

沖浦あつし

遠藤百合子・湯沢綾子・吹春やすたか・河野律子

退席

共産党④

情報公開①

水上洋志・板倉真也・森戸洋子・たゆ久貴

渡辺大三

※五十嵐京子議長(自民党・信頼)は採決には加わりません。

 

通常、予算特別委員会での採決態度を変更することは非常に珍しいのですが、より多くの議員の賛同が得られたことは素直に感謝したいと思います。

 

尚、村山ひできは原案に対する賛成討論を行いました。

 

詳しくは、こちらのユーチューブ動画でご覧いただけます。

 

議会運営委員会にて議会改革の提案

2017年9月16日(土)

9月15日、議会運営委員会が開催され、より良い市議会を目指し政務活動費の後払い方式の導入や領収書のインターネット公開、議員定数削減などを議論しました。村山ひできも小金井市議会民進党を代表して以下の3項目を提案していますのでご報告いたします。
 
①予算・決算特別委員会における議員からの資料要求を事前の文書による通告とする
議会は施策の内容を深く理解するため資料の作成を要求できます。現状では、議案説明のあと本会議にて議員個人が口頭で要求しています。かつて一人の議員が数十項目もの資料を要求したこともあり、他市と比較しても膨大すぎる要求数は市職員に過度な負担をかけています。事前の文書通告制にすれば、議員も要求を整理するはずです。
 
②予算・特別委員会の質問時間は一区分につき一時間以内を目途とする
現状では時間無制限で何項目でも質問することができるため合計で8時間以上も質問する議員も存在します。質問する権利は大切ですが、いくらなんでもやりすぎ。これでは議会の時間が足りくなるは当然で深夜議会の原因にもなっています。深夜議会の職員への残業代、交通費の支給、光熱水費も馬鹿になりません。一般会計の歳出に対する質疑は4区分で行いますが、一区分につき議員一人の質問時間は一時間以内の持ち時間制にします。
 
③各常任委員会への所管事項の審査時における理事者の退席措置
議員は常任委員会で関心のあるテーマについて質問することができ、これを所管事項の審査と呼びます。現状では市長、副市長、教育長の理事者が答弁する必要がなくても委員会室にいなければならず、本来ならば市民のために使える貴重な執務時間を削っています。本来の業務をこなしてもらうため所管事項の時間は退席できるようにします。

46歳の誕生日に一般質問

2017年9月 7日(木)

9月5日は村山ひできの誕生日。多くの方々からお祝いのメッセージをいただき本当にありがとうございました。あらためて御礼を申し上げます。

さて、その誕生日の夕方、第3回定例会にて一般質問を行いました。詳しくはこちらのYoutube動画ご覧いただけます。村山は約34分後からの登場ですのでご高覧ください。

 

今回のテーマは①市制60周年記念事業への取り組み状況、②選挙の投票率アップのための施策の拡充、の2つ。

 

市制60周年記念事業の取組状況については、来年10月1日に小金井市は市制60周年を迎えます。あと約1年ですが市民と行政が一体となって取り組む記念事業の開催を求めました。

 

特に、市民提案による地域活性化、昨年度から始まった市民協働提案事業の拡大と、功労者表彰、名誉市民の選定も進めてほしいと要望しました。

 

投票率アップのための施策の拡充として、今年から東小金井マロンホールでの期日前投票が可能になりましたが、さらに市内の大型商業施設での期日前投票所の設置を求めました。

 

青少年への選挙啓発の一環として高校生や大学生の選挙関連事務への参加を検討するよう主張しました。