2019年11月29日に、小金井市委託事業の受託者である一般財団法人が実施する介護老人保健施設の個人情報を、元副施設長が自らの政治活動のため、名簿データを盗用していたことが議会に報告されました。この時点では不明な点も多く、市が関係者に調査することを確認し、市長選挙を迎えることになりました。
その後、この元副施設長は、2017年に行われた市議会議員選挙に西岡真一郎市長の支援をもらって立候補していたことも指摘され、市長も事実と認めました。
しかし、西岡市長は「名簿盗用は知らなかった。寄附について収支報告書の書き換えは指示していない」と1月29日の市長報告で明言。
村山ひできは、市長の支援を受けた候補者が起こした事件が市長の指示のもとで行われたかのような論調には強い違和感を覚えますし、ましてや元副施設長をかばい、市長選前に事実を隠そうなどとしたことはないと確信しています。
事件が発覚後、村山ひできは、委託している法人に対する指導管理は市に責任があり、個人情報保護に違反する可能性があるならば毅然とした対応をとるべきだと主張していました。
結果、市はA氏を刑事告発し捜査案件となりました。市民から真相解明を求める陳情書も提出されており、総務企画委員会で審査中です。
委員長として論点を整理して進めたいと考えています。
個人情報盗用事件の経緯
2016年11月?日
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老人保健施設の副施設長(以下A氏)が個人情報を持ち出し、政治活動に利用…。
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2017年3月26日
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市議会議員選挙の投開票日→A氏は落選
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約3年後、市長選挙の前に水面下で情報提供があり…
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2019年11月29日
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市議会にA氏が名簿盗用をしていた事実と、A氏が警察に出頭したことが報告される。緊急質問も行われ大紛糾!深夜未明に閉会。
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2019年12月8日
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小金井市長選挙・市議補選の投開票日
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2019年12月10日
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市が個人情報の取り扱いに係る注意喚起を委託事業者等に送付(12月9日付)
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2019年12月20日
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市が警察に相談
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2019年12月24日
市長選挙後の
最初の臨時会
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盗用された個人情報に市の委託事業で収集した個人情報が含まれると判明。市議会は「真相究明を求める決議」を全会一致で可決。閉会できたのは深夜3時近く…。
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2019年12月26日
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市と受託事業者である法人の連名でプレスリリース。個人情報は重複を除き1,117件。
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2019年12月27日
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緊急で会派代表者会議が開催され、市と法人の連名によるお詫び文が、さらに重複を外した1,077人へ発送されたと報告される。
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2020年1月23日
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市が個人情報保護条例違反の疑いでA氏を小金井警察署に刑事告発し受理される
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2020年1月29日
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臨時会にて市長報告
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2020年2月3日
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総務企画委員会にて11月27日に提出されていた陳情書2件が審査される。捜査案件となったため大部分の質疑の答弁が保留に。
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