市政レポート2023年6月29日号

2023年7月 7日(金)

村山ひでき市政レポート(2023年6月29日号)が完成しました。

第2回定例会の最終日に4会派が議員提案で新庁舎建設事業に関する10項目を検証する修正案を提出し可決された件や村山ひできの一般質問をまとめたレポートとなっています。

こちらからPDFをダウンロード願います。

★市政レポート2023年6月29日号

 

第2回定例会が閉会!庁舎等建設事業は一時停止

2023年6月28日(水)

6月23日、第2回定例会は白井市長が提出した新庁舎等建設を再開させる補正予算議案に対し、4会派が10項目を検証するための修正案を提出し、市長原案でなく修正案が賛成13:反対9で可決され閉会となりました。


村山ひできは、提案会派が「検証することのみ」一致させ、膠着状態を打破しようとした努力には敬意を表しますが、「現設計で了承する会派」と「設計の見直しを主張する会派」が混在しており、検証結果を素直に受け止め、効果が無ければ現設計に戻り、庁舎建設を進める保証がないと考えました。
既に建築資材の高騰等の影響により西岡前市長が議会の不安を払拭できず中断した2021年11月時点から建設工事費は今年5月現在で約24.6億円も増加したとの試算も出ています。何をやっても高止まりしている建築資材の高騰価格と相殺されてしまい、数億規模のコストダウンになるとは考えられず検証不要と判断し反対しました。


今回は市長や行政ではなく、検証が必要だと主張した議員によって執行される予算であり、議会の責任は極めて重大です。9月には提出される検証結果にご注目ください。

 

※会派略称のマル数字は所属している議員数
※現在の小金井市議会は全23名(欠員1名)
※宮下誠議長は採決に加わらないため22名での採決
※太枠が修正案を議員提案した4会派13名

庁舎等建設の再開予算に対する

修正案(議員提案)の採決結果

 

会派略称

所属議員名

 

賛成

13

 

自民党・信頼④

五十嵐京子・河野麻美

吹春やすたか・遠藤百合子

子どもの権利④

片山薫・古畑俊男

渡辺大三・高木章成

共産党③

水上洋志・たゆ久貴

森戸よう子

公明党②

小林正樹・渡辺ふき子

 

反対

みらいのこがねい④

岸田正義・沖浦あつし

鈴木成夫・村山ひでき

こがおも①

水谷たかこ

市民会議①

斎藤康夫

生活者ネット①

安田けいこ

緑・つながる①

坂井えつ子

街の仲間①

清水がく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4会派13名の議員提案で検証することになった新庁舎建設事業10項目

 

検証調査する実施項目

(現設計を前提としない内容は実施しない)

構造見直し

大臣認定の取り直し

検証期間

 

最大2か月?

検証費用

下記の合計560万円

×税=616万円

設計期間※

必要

不要

1

総耐震化及び地下駐車場廃止

(立体駐車場設置により現行駐車台数確保)

 

2か月

190万円程度

12か月

2

着工時期の変更(清掃関連施設除却後着工)

 

1か月

50万円程度 不要

2か月

3

地下駐車場廃止(立体駐車場設置により現行駐車台数確保)

 

2か月

(No.1に含まれる。)

12か月

4

新庁舎と(仮称)新福祉会館の同時竣工

 

1か月

(No.2に含まれる。)

1か月

5

外壁仕様変更(カーテンウォールからアルミサッシ等へ)

 

2か月

50万円程度

6か月

6

庁舎西側階段(1~2階)の削減

 

1か月

50万円程度

2か月

7

議場の上部仕様の見直し(上部カット)

 

1か月

90万円程度

12か月

8

梁跳出部分(3階以上の北側壁面の段上形状)の見直し

(平面プラン検討を除く。)

 

1か月

120万円程度

12か月

9

総免震化

 

2か月

(No.1に含まれる。)

12か月

10

広場の再検討

 

1か月

60万円程度

3か月

※構造見直しの必要がある項目については、大臣認定の取り直しによりさらに6か月かかる

 

第2回定例会で一般質問

2023年6月28日(水)

5月31日から第2回定例会が開会となりました。今定例会の最大の注目ポイントは、白井市長が提出した新庁舎等建設を再開させるための補正予算議案が可決されるか否か?でしょう。既に水面下で様々な動きがあり全く予断を許しません。
また、6月8日、集合住宅の居住者がもっと暮らしやすくなる小金井市を求め、一般質問を行いました。

 
https://www.youtube.com/watch?v=chrsVDokt4o&list=PLi2FBa-3ibTZaSzyy4V2Y47sQV8HHR49F&index=3 でご視聴ください。でご視聴ください。村山は約6分20秒後の登場です。

 

 

今年4月30日時点で小金井市内の区分所有マンションは221棟あり主要な居住形態のひとつです。①マンション管理計画認定制度で認定を受けたマンションのメリット(市場高評価への期待、住宅金融機支援機構の「フラット35」やマンション共用部分リフォーム融資の金利の引下げが受けられる、大規模修繕工事が実施された場合の固定資産税を減免する特例措置)の周知、②大規模マンションと地域のマッチング(近隣の町会等を仲介し共同で防災訓練、市の総合防災訓練等への参加、消防団への勧誘)、③マンション管理組合を自治会や町会と同じように位置づける「みなし自治会」制度の創設、④賃貸物件の家賃を補助する制度の拡充、⑤夏季の臭気対策としてゴミ回収時間の見直し、⑥認知症居住者への対応に悩む管理人への支援、等を要望しました。

第44回 献血推進協議会 総会

2023年6月28日(水)

5月20 日、上之原会館にて第44回小金井市献血推進協議会が開催され、村山ひできは事務局長として司会進行を務め、全4号議案の全てが満場一致で承認可決されました。

これまでの日常が戻りつつあるなぁと実感したのが、総会シーズンである5月の会場予約が困難だったこと。余裕をもって大きな会議室を予約したかったのですが、市内全ての施設が押さえられていたため少し手狭な会議室で開催するしかなく、当日は会場が満席となってしまい隣の会議室からイスを借りて急場をしのぎました。

来年は総会後のランチ交流会も復活させたいですし、新しいメンバーも募集したいと考えています。
また、8月6日に宮地楽器ホールにて献血活動を予定しておりますので、命を救うボランティアに是非ご協力ください。

任期後半の議会内人事を議決

2023年5月19日(金)

小金井市議会は任期4年間のうち2年ごとに議会内の役職を変更することが慣例となっており、新人事を協議するための会派代表者会議が5月9日より開催され11日の夜には全ての人事が内定し、臨時会での議決を待つ状況となりました。


3日間の会派代表者会議ですが、これまで最大会派6名であった「自民・信頼」が4名に縮小したことに伴う会派控室の移動や議席変更のために初日は時間を費やしてしまったものの、2日目昼からは新しい議長等について具体的な協議がスタートし、水面下での調整が繰り返された結果、3日目には新議長は宮下誠議員で確定的となりました。


また、村山ひできは庁舎建設及び公共施設マネジメント推進調査特別委員会の委員長に名前があがり、政治的に困難な大役ですがお引き受けすることにしました。


全ての役職は5月16日の市議会臨時会にて議決し、正式に決定となっています。その他の役職についてはこちらをご参照ください。

統一地方選挙の後半戦

2023年5月19日(金)

4月16日から統一地方選挙の後半戦が始まりました。ただし、統一選挙といっても統一率は3割を切っており、小金井市も対象にはならずに2年前に市議会議員選挙は終えています。


村山ひできの市議選には多くの地方議員が駆けつけてもらっており、ご恩返しで他市へ東奔西走!

今回の後半戦では9候補の応援のため街宣車のマイクを握り、ウグイスならぬカラスになる日々でしたが、おかげさまで応援した候補全員が無事に当選を果たすことができました。


尚、小金井市議会議員選挙は再来年の2025年3月に行われる予定です。