予算特別委員会で質問

2023年4月 6日(木)

3月9日から、2023(令和5)年度の1年間で使っていくことになる486億円を超える一般会計予算などを審査する予算特別委員会が始まりました。
昨年を振り返ると、村山ひできは予算特別委員会の委員長だったため質問することはできませんでしたし、ここ数年は西岡前市長の与党的立場だったこともあり、質問することを遠慮したことも多かったのですが、今年からは与党的立場からも離れ久しぶりにイチ議員として様々な提案や要望を質問できました。

村山ひできが主張した質問内容の抜粋は以下の通りです。

 

村山ひできの質問

市長部局の答弁

若者世代の市政参加を進めるべく年3回の若者討議会(18~39歳)が設置される。いただいた貴重な意見は受け皿となる担当課が割り振り、事業化できるアイデアは愛知県新城市の若者議会のように予算化するべき。若者にとっても、自分が提案したことが実現するという達成感を得ることで、より参加意識が高まるはずだ。

現時点では予算枠までは考えていないが、担当課の企画政策課と市民参加推進会議が連携し、いただいた意見を活用していきたい。

これまでの市民提案型協働事業提案制度に行政提案型(テーマ設定型)共同事業提案制度が加わることになった。行政が提案しようとしてるテーマは何か?高評価を得た事業は単発に終わることなく継続できるようにしてほしい。

行政提案型はモデル事業として始めるのでテーマ含め調整中。事業の継続サポートも行う。

はけの森美術館の喫茶棟が閉鎖されて半年以上になる。修繕工事後に新たに運営事業者を公募するというが人を呼び込む集客の工夫は考えたのか?

今後のカフェの活用について現在検討中。

町会・自治会の加入率は4割に満たない。町会・自治会の「回覧板」は見直すべき。コミュニケーションツールとして電子掲示板への変更を。また、町会・自治会が独自に設置している情報掲示版への設置費補助を考えてほしい。街角の掲示板は全ての通行者が見ることができるし、集合住宅の掲示板も対象として市から情報提供しよう。

電子掲示板の方法を研究中。町会・自治会ブロック会などで説明し丁寧に進めたい。

国の重要無形民俗文化財指定事業の目的は?『国記録選択無形民俗文化財』『東京都の無形文化財』に指定されている江戸糸あやつり人形「結城座」のことだと思われるがシビックプライドやシティプロモーションにつながるよう盛り上げてほしい。

結城座が国の重要無形民俗文化財に指定されるように3年かけて学術調査報告書を作成する予定。

総合学院テクノスカレッジ体育館に加えメガロス武蔵小金井アリーナも市民が利用できるということで感謝したい。メガロスさんのアリーナを利用できるようになるのは、いつからか?音を出す行為、例えば阿波おどり連の練習などには使用可能か?

利用開始日も含めて詳細は協議中につき決まり次第で市HPで公表する。阿波おどり練習は可能。

公民館緑分館テニスコートの市民利用者から「コートの整備環境が悪く、プレーにも支障がある」と聞いた。把握しているならば至急の修繕を要望する。

修繕は優先順位があるが、対応できることは対応していきたい。

 

 

名勝小金井桜の切り接ぎ講習会

2023年4月 6日(木)

3月4日、切り接ぎ(接ぎ木)講習会に参加してきました。名勝小金井桜の会では、名勝指定区間に現存するヤマザクラ古木の穂木を採取し、実生で発芽した2年生苗を台木に接ぎ木して後継樹を育成しているのです。
村山ひできも会員のひとりとして実習したのですが、これが繊細な作業で実に難しい!自分の不器用さを再確認して表情が曇っています・・・


名勝小金井桜後継樹の苗育成は、本来ヤマザクラのサクランボで育てるのが理想ですが、サクラは「自家不和合性」という性格を持っており、現在300種以上あるといわれる園芸品種の他の桜(ソメイヨシノ・カワズサクラ等)と自然交配してしまい、ヤマザクラ同士が自然交配した純粋なヤマザクラのサクランボはなかなか手に入らないため、名勝小金井桜の会は「台木」になるヤマザクラ実生苗に100年前の1924年に名勝に指定された時に所在したと思われるヤマザクラの古木から穂木を採取して「接ぎ木」の手法により名勝小金井桜の後継樹苗を育てているのです。


ちなみに、「自家不和合性」とは「同じ樹の雌しべと雄しべは受精しない」こと。つまり、桜は自分と違った遺伝子情報を持つ花粉でないと受精できません。近親交雑を避け、集団の遺伝的多様性を保つための機構の一つと言われています。 

高齢者施策の充実と小金井桜で一般質問

2023年3月 3日(金)

2月27日、短縮された昨年の12月議会ではできなかった一般質問を行いました。今回のテーマは「高齢者施策の充実」と「名勝 小金井桜の復活に向けて」の2つ。 
https://t.co/L9MBrK8qos でご視聴ください。村山は約2分後の登場です。

 

 

最初に「高齢者施策の充実」ということで、①自動通話録音機の無料貸与、②買物困難への対策、③運転免許自主返納サポート、④認知症事故救済制度、⑤近居・同居の支援、⑥高齢者見守り協定、⑦遺品整理(引越し等も含む)の一時的多量ごみ収集、について改善や拡充の提案をしました。


次に「名勝 小金井桜の復活に向けて」、①東京都立農業高校との連携事業協定、②名勝指定100周年記念事業の進捗状況、を確認しました。

第1回定例会が開会!副市長1名が決まる

2023年3月 3日(金)

2月17日から3月24日までの会期で今年2023年最初の第1回定例会が開会となり、白井市政への本格的な論戦が始まりました。白井市長にとって初となる施政方針や486億円を超える一般会計予算の審査に注目です。
写真は開会翌日の2月18日、「名勝小金井の桜の会」例会に出席する村山ひでき。小金井桜については再び2月27日に一般質問で採り上げます。

また、開会初日には越年での審査となった令和3年度一般会計決算議案の採決も行われ、5年連続の不承認!となりました…。村山ひできは西岡前市長の最後の決算ということで承認しました。
そして、空席となっていた副市長ですが、初日にお隣の小平市役所の現役課長さんを副市長に選任する人事議案が上程され、20日に賛成14:反対5:退席3で可決同意となりました。


人事は市長の専権事項であり、ときの市長が全幅の信頼を置いて任命する人物ならばシッカリ仕事をしてもらいたいし、もしも万が一のことがあれば、その時に市長の任命責任を問えばいいと村山ひできは考えます。西岡前市長の与党的立場だった経験から言うと市長にとって副市長ゼロはかなりキツイはずです。そんな状況は市長にとっても、市政にとっても、市民にとっても不利益にしかなりません。

市政レポート2023年2月16日号

2023年3月 3日(金)

村山ひでき市政レポート(2023年2月16日号)が完成しました。

1月31日の庁舎等特別委員会の冒頭での白井市長発言、リニューアルする公共施設予約システムの案内をまとめたレポートとなっています。こちらからご高覧ください。

こちらからPDFをダウンロード願います。

★市政レポート2023年2月16日号

 

出前授業 IN 中央大学附属高等学校

2023年3月 3日(金)

2月13日「議員と話してみよう~小金井市議会による出前授業 IN 中央大学附属高等学校」ということで貫井北町にある中央大学附属高等学校に行ってきました。

会場となった図書館に集まってくれた3年生38名の学生さん達へ市議会の仕組みを開設した後、テーブルトークへ。

1つのテーブルに市議会議員2名+学生4名くらいの規模で、①若者の政治参加(女性の参加・投票率含めて)について、②若者の抱えている問題と解決方策について、率直に議論しました。

過去の我が身を振り返って恐縮してしまうくらい、非常に真面目で熱心な態度の学生さんばかりで良い体験になりました。