緊急事態宣言(2回目)のもと第1回定例会が開会
2021年1月24日(日)
1月22日より2021年度 第1回定例会が開会となりました。
3月21日に執行される小金井市議会議員選挙のため前倒し開会となっている今議会は、緊急事態宣言中であるため、1日で2委員会をまとめて開催するなどの配慮をしています。
また、初日に新庁舎及び(仮称)新福祉会館に係る浸水予想区域図の対応についての市長報告がありましたので以下お知らせいたします。
浸水深とは、洪水や津波などで浸水した際の水面から地面までの深さのことです。
2019年6月に東京都が浸水予想区域図を改訂した結果、庁舎建設予定地の想定浸水深は最大0.5~1.0mとなる場所もあることが判明し、対策が必要になったとの認識を市は昨年11月19日の庁舎及び福祉会館建設等調査特別委員会で示していました。
そもそも浸水予想区域図とは任意の1年に発生する確率が1000分の1以下という稀に見る豪雨(総雨量690㎜時間最大153㎜)を想定し都が作成し公表しているものではありますが、防災拠点と位置付けた新庁舎等が、万が一にも浸水のせいで業務が継続できないようになってしまう事態は避けなければなりません。
この間、村山ひできは1月半ばくらいまでには市の対応方針を示すことが急務であると強く主張していました。
検討に時間がかかってしまいましたが、市は建物の床レベルを最大浸水深レベルより高くなるようにカサ上げして建物1階への浸水を防止し、建物周り以外の外構レベルは機能確保に必要な盛土をすることを選択しました。
このことにより工事費が1.2億円程度の増加、スケジュールは約7か月の延伸となり、竣工時期は(仮称)新福祉会館が2023(令和5)年7月、新庁舎が2024(令和6)年8月へと変更となっています。
また、実施設計も見直しの作業が必要となることから今定例会で実施設計の変更に伴う補正予算が追加提出され予算特別委員会で質疑される予定です。
ご注目ください。